成人式に着る理由
成人式には、女性はみな振袖を着ますよね。そもそも若い女性が振袖を着るようになったのは、江戸時代からの習慣だったようです。
より艶やかに見えるため、未婚の女性が自分をアピールするには最高の服装だったというわけです。もともとは舞踊のための着物だったのが、当時の若い女性の間で流行り出し、それが現代では「成人」という節目の機会に着る着物として変化してきたようです。
成人式の振袖の変化
成人式に着る着物の色柄も、時代とともにどんどん変化していっているようです。
かつては、母親から受け継がれた着物を着る傾向も強く、従って色柄も比較的伝統的で派手ではなかったようですが、現代では「自分だけの一着を着たい」という意識が強くなっています。
ですから、色の組み合わせが奇抜なものもありますし、柄もかなり大胆なものが多くなってきています。
特に顕著な変化を見せているのが、ヘアスタイルですね。昔は「着物イコール日本髪」という固定イメージがありましたが、現代では自由な発想のヘアスタイルがすでに定着しつつあります。
髪の毛を結いあげるのではなく、部分的に垂らしてみたり、大きすぎるほどの花を飾ってみたりと、個性を強調するようになってきたと言えます。
最近流行りの着物とヘアスタイル
最近では、大きな花柄が好まれるみたいですね。色は赤が一番人気です。ですが、浴衣の流行りと着物の流行りがシンクロしているようで、着物独自の格式の高さが少々失われつつあるようにも思います。
特に変化が著しいのがヘアスタイルです。今一番流行りであり、しかも定番になっているヘアスタイルが、ちょっとクシャクシャに髪を結いあげたアップスタイルです。
いわゆる「盛りヘア」の一種なのでしょうね。今見ると確かに可愛いなと思うのですが、やはり流行りは流行り。10年後に見ても同様の感想を持つかどうかは別の話です。
だとすると私個人的には、日本的な結い髪にして、日本らしい美しさを残しておく方が、後々写真を見るにしても良い思い出になるように感じます。