卒業式に選ぶ理由
卒業式は、着物が活躍する数少ないイベントの一つですね。自分が卒業するケースと子供の卒業式に着物で出席するケースがあるでしょう。
特に目立つのは、卒業式に袴姿になる女子大学生達ではないでしょうか。そもそも女子学生が袴をはくようになったのは、1870年代の頃からだそうです。
当時、女性で教育を受けていることは特権階級の証でもあり、袴をはいている女学生はそれなりの社会的地位と教育水準を持っているとされていました。
時代が変わり、女性は男性と隔たりなく教育を受けるようになりました。ですが、かつての習慣は残っていたということでしょうね。
卒業式に女子学生が袴をはくようになったのは、学生としての節目に学生の正装で出席する、という意味合いがあるのではないかと考えられます。
着物を着るのも同様でしょう。やはり正装で儀式に参加する意味合いが濃いのです。
着物の選び方
では、卒業式の着物の選び方についてアドバイスしましょう。自分が卒業する場合なら、定番はやはり袴ですね。
先程の話にもあった通り、女子学生としての歴史と意識を明確にするためにも、袴は相応しいと思います。同じく振袖など着物を着るのも良いですよね。
自分が巣立つ晴れの日なのですから、3月という時期に合う、季節感と明るさを備えた着物を選びましょう。
自分の子供の卒業式に列席する母親の場合は、訪問着か小紋が良いとされています。訪問着は既婚者の準礼装ですので、落ち着いた色合いで季節感のある明るい柄を選べば、とても品が良く見えます。
小紋なら、紋付き羽織を着ることでグンと品が良くなります。格式張り過ぎず、それでいておめでたさを表せる色柄や紋を意識すると良いですね。